みずほ銀行カードローンの問い合わせ先とシーン別の問い合わせ方法
「できるだけ安い金利でお金を借りたい!」
「どのカードローン利用すれば、支払額を抑えられるの?」
カードローンでお金を借りる際には、少しでも金利の低いものを選びたいですよね。 しかし、様々な金融機関がカードローン提供しているので、どれを利用したらいいのか迷ってしまう人が多いと思います。
この記事では、なるべく低い金利でお金を借りるために知っておきたいカードローンの知識をお伝えします。また、同じ金利でも返済期間や返済方法によって支払い金額を安く抑える方法についても紹介します。
アンサーファースト
金利を抑えてカードローンを利用するポイント
- 銀行のカードローンを利用する
- 消費者金融のカードローンの利息0円サービスを利用する
- 返済までの期間を短くする
なるべく低い金利でカードローンを利用するためには?
お金を安く借りたいなら、金利の低いカードローンを利用することが大切です。 では、どのカードローンを利用すれば低い金利でお金を借りられるのでしょうか。
低い金利でお金を借りたいなら銀行のカードローン
カードローンにはおもに銀行と消費者金融のものがありますが、金利が低いのは銀行のカードローンです。
金利が高くなるほど、返済期間が長くなるほど上乗せで支払うお金が増えるので、返済総額は大きくなります。
特に長期の借入を考えているなら、返済の負担を減らすために金利の低いカードローンを選ぶことが重要です。
長期間に渡っての利用を考えている人は、銀行のカードローンを検討してみましょう。
各社カードローンの金利を比較
銀行と消費者金融のカードローンでは、どのくらい金利が違うのでしょうか?おもなカードローンの金利を比較してみましょう。
おもなカードローンの金利
カードローン | 金利(実質年率) |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン | 年1.8%~14.6% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
※住宅ローンの利用で、金利を年0.5%引き下げ。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%
初回の借り入れでは上限金利に設定されることがほとんどです。初めてカードローンを利用する人は、上限金利の数値を参考にしてください。
銀行のカードローンの上限金利は年14.0%〜14.6%であるのに対し、消費者金融のカードローンは17.8%〜18.0%となっており、銀行のカードローンの方が金利が低い傾向にあることがわかります。
金利によって返済額はどれだけ変わる?
例えば30万円を借りた場合、みずほ銀行の金利(年14.0%)と、アコムの金利(年18.0%)では利息がどれくらい変わるか見てみましょう。
30万円借りた時の利息の比較表
返済期間 | みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0% |
アコム 年3.0%~18.0% |
差額 |
---|---|---|---|
30日間 | 3,452円 | 4,438円 | 986円 |
180日間 | 20,712円 | 26,630円 | 5,918円 |
365日間 | 54,000円 | 12,000円 | 55,971円 |
借りた金額は同じでも、返済期間が30日だと986円、180日だと5,918円、365日だと12,000円の差が生まれます。借りる金額が大きくなるほど、また、返済期間が長くなるほど、利息の差額は大きくなることがわかります。
大手銀行のカードローンの上限金利は、みずほ銀行が年14.0%、三井住友銀行カードローンが年14.5%、三菱UFJ銀行カードローンが年14.6%になっています。
金利を抑えて返済額を減らしたい人は、みずほ銀行カードローンに申し込むとよいでしょう。
金利の正しい知識と利息の計算方法
カードローンを初めて利用する人の中には、「そもそも金利と利息って何が違うの?」「利息はどのように計算したらいいんだろう?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、金利や利息の正しい知識と、利息の計算方法について解説していきます。お金を借りる際の参考にしてください。
「金利」と「利息」の違いは?
カードローンでお金を借りる際に注目しなくてはいけないのが金利と利息です。
- 金利
- お金を借りた際に、その対価として支払われる金額の割合
- 利息
- お金を借りた際に、その対価として消費者金融や銀行が受け取るお金
つまり、金利は借りたお金(元金)に対する利息の割合です。
例えば、10万円借りた場合、金利が10.0%だと利息は10万円×10.0%=1万円です。金利が年15.0%であれば、利息は1万5000円になります。
カードローンの金利とは? 利息の計算式も紹介
カードローンの金利は年率です。1年間お金を借りたら場合に利息がいくらになるかを示した割合です。
例えば、金利が年18.0%であれば、10万円借りた場合、1年間で利息は1万8000円になります。
では、1年経たずにお金を返せたとき利息はどうなるのでしょう?
短縮できた日数分の利息が減ります。
カードローンの利息は次の計算式で求められます。
借入額×金利(実質年率)÷365日×借入日数=利息
もし、10万円を100日で返済できたならば、10万円×年18.0%÷365日×100日=4,931円となり、1年間借りたときより少ない利息になります。
カードローンの利息を調べるときには、借入日数を踏まえて計算するように注意してください。
金利は借入額で変わる
金利はカードローンによって異なると説明しましたが、各社で自由に決められるわけではありません。利息制限法によって、借入額(元金)に応じて金利の上限が決められています。
借入額と上限金利
借入額(元金) | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0% |
10万円〜100万円未満 | 年18.0% |
100万円以上 | 年15.0% |
この範囲内に収まるように、消費者金融や銀行はカードローンの金利を定めています。
例えば、みずほ銀行カードローンでは、利息制限法の範囲で、審査によって決まる利用限度額(借入限度額)をもとに次のように金利が設定されています。
みずほ銀行の利用限度額と金利
利用限度額(借入限度額) | 金利 |
---|---|
10万円〜100万円未満 | 年14.0% |
100万円〜200万円未満 | 年12.0% |
200万円〜300万円未満 | 年9.0% |
300万円〜400万円未満 | 年7.0% |
400万円〜500万円未満 | 年6.0% |
500万円〜600万円未満 | 年5.0% |
600万円〜800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
※住宅ローンの利用で、金利を年0.5%引き下げ。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%
借入額が大きくなる、返済期間が長くなる、と利息は増える
前述の通り、カードローンの利息の計算式は下記になります。
借入額×金利(実質年率)÷365日×借入日数=利息
この式から、金利の他に、借入金額が大きくなった場合と借入日数が長くなった場合に利息が増えることがわかります。
それぞれ具体例をあげて説明します。
借入額が大きくなった場合
まずは、借入額が大きくなると利息はどのように変わるか計算してみましょう。
ここでは、金利を年15.0%、借入日数を30日間(1ヶ月)とします。
金利年15.0%、借入日数30日の利息
借入額 | 利息 | 借入10万円との利息の差額 |
---|---|---|
10万円 | 1,232円 | ____ |
30万円 | 3,698円 | 2,466円 |
50万円 | 6,164円 | 4,932円 |
100万円 | 12,328円 | 11,096円 |
借入額が10万円と100万円では、利息は11,096円の差が出ます。このように、借入額が大きくなると利息も増えます。
利用日数が長くなった場合
次に、借入日数によって利息がどのくらい変わるかも計算してみましょう。
ここでは、金利を年15.0%、借入額を10万円とします。
金利年15.0%、借入額10万円の利息
借入日数 | 利息 | 借入期間1日との利息の差額 |
---|---|---|
1日 | 41円 | ____ |
30日 | 1,232円 | 1,191円 |
60日 | 2,465円 | 2,424円 |
100日 | 4,109円 | 4,068円 |
返済期間が1日と100日では、利息は4,068円の差が出ます。借入日数が長くなるほど、利息は増えます。
返済総額をなるべく抑えたいのであれば、低い金利のカードローンを選び、さらに借入日数をなるべく少なくするのも大切です。
できるだけ早く返せるよう返済計画を立てましょう。
金利だけじゃない! 返済額を減らす方法
カードローンでは、金利以外の方法でもお金を安く借りられる場合があります。
初めての利用で短期返済が可能なら、利息0円サービスがお得!
消費者金融のカードローンには、初めての利用者に限り一定期間内であれば利息0円でお金を貸し出すサービスもあります。
利用が初めてで短期返済が見込めるなら活用してみましょう。
消費者金融のカードローンは銀行のカードローンより金利が高い傾向にありますが、利息0円サービスをうまく活用しサービスの期間内に返済できれば、利息による余分なお金の支払いを回避できます。
利息0円サービスによって、銀行のカードローンよりも安くお金を借りることも可能になります。
ただし、消費者金融の利息0円サービスには適用期間が決められており、その期間を過ぎてしまうと利息がかかってしまうので注意しましょう。
大手消費者金融カードローンの利息0円サービスを比較
大手消費者金融4社のカードローンの利息0円サービスを比較してみましょう。
カードローン | 無利息サービスの期間 |
---|---|
アイフル | 初回契約日の翌日から30日間 |
アコム | 初回契約日の翌日から30日間 |
プロミス | 初回利用日の翌日から30日間※1 |
レイク(注1) | 初回契約日の翌日から60日間※2
or 借入金額のうち5万円まで初回契約日の翌日から180日間※3 |
※1メールアドレスとWeb明細の登録が必要
※2,3については下記
利息0円サービスを利用できるのが初回利用者に限られることは、4社のカードローンに共通ですが、サービスの適用期間や条件などは異なります。
状況や希望を踏まえて、自分にあったカードローンの利息0円サービスを選びましょう。
無利息期間を最大限に活用したいならプロミス
借り入れを急いでおらず、自分の好きなタイミングで利息0円サービスを利用したい人に向いているのがプロミスです。
多くのカードローンの無利息期間が、初回契約日の翌日から適用されるのに対して、プロミスは初回利用日から適用されるのが特徴です。
プロミスであれば、初めて借り入れをした翌日からの適用となるため、契約だけ先に済ませておいて、あとで自分の好きなタイミングで借り入れを行えるので、サービス期間を無駄なく利用することができます。
プロミス以外のカードローンだと、実際に借入を行ったかに関係なく、契約日の翌日から0円サービス期間が適用されてしまいます。
すぐにお金を借りたい、小額の借り入れ希望ならレイク
レイクには選べる無利息サービスがあります。
- 初回契約日の翌日から60日間(※契約額が1〜200万円、かつ、Webから申し込んだ場合のみ)
- 借入金額のうち5万円まで初回契約日の翌日から180日間(※契約額が1〜200万円の場合のみ)
1.を選択した場合、契約後すぐに借り入れを行うと、他のカードローンよりも最大30日間も長く無利息期間を利用可能です。
小額の利用であれば、2.を選ぶのもよいでしょう。5万円までは180日利息がかからないので、他のカードローンより最大で150日間も長くサービスを利用できます。
小額の借入を希望し、少し先になれば返済の目処が立つ人などは利用しましょう。
一括返済で利息が減る?
お金に余裕ができて予定より早く返済できそうな状況になった場合、一括返済を利用しましょう。利息の支払いを減らし、返済総額を抑えられるでしょう。
- 一括返済
- 借入残高を利息とともに一度に支払う返済方法
例えば、金利年15.0%で30万円を借りたとします。
返済期間が1年間(365日)だったのを1ヶ月(30日)後に一括返済した場合、利息額にどれくらいの差が出るのか見てみましょう。
金利年15.0%で30万円を借りた場合の利息額
<1年(365日)後に返済した場合の利息>
30万円×15%÷365日×365日=45,000円
<1ヶ月(30日)後に一括返済した場合の利息>
30万円×15%÷365日×30日=3,698円
<利息の差額>
45,000円−3,698円=41,302円
1ヶ月後に一括返済した方が、1年後に返済した場合より、利息が41,302円安くなります。
これは、一括返済によって11ヶ月分の利息を削減できたからです。
一括返済の他にも、支払い期間を短くし返済額を減らす方法として、追加返済と繰り上げ返済があります。
- 追加返済
- 毎月の返済時に、決められていた返済額以上のお金を支払う返済方法
- 繰り上げ返済
- 毎月の返済日とは別日に、借入額(元金)の一部を支払う返済方法
追加返済や繰り上げ返済を行うと、支払う利息が減り、返済期間も短くなります。
ただし、繰り上げ返済に関しては、もともと決められていた返済日の支払いは別に行わなくてはいけないので、支払い忘れのないよう注意しましょう。
借入・返済手数料を0円で利用する
借入や返済を行う際に、消費者金融や銀行それぞれの自社ATMや提携ATMを利用すると、手数料がかからない場合があります。
おもなカードローンの借入・返済時にかかるATM手数料は下記の通りです。
おもなカードローンの金利
カードローン | 自社ATM | 提携ATM |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 無料 | 110〜220円 (時間帯によって変わる)※ |
三井住友銀行カードローン | 無料 | 無料 |
三菱UFJ銀行カードローン | 無料 | 無料 |
プロミス | 無料 | <三井住友銀行ATM>
無料
<その他> 1万円以下:110円 1万1円以上:220円 |
※みずほ銀行カードローンは、イオン銀行のみ8:45〜18:00、手数料が無料
ATMの営業時間はそれぞれ異なるので、利用する前に確認しておきましょう。
無理のない返済計画を事前に考えよう
お金を借りる際には、自身の家計状況を踏まえ、事前に無理のない返済計画を立ましょう。
どんなに低い金利でお金を借りることができたとしても、返済を怠れば利息は増え続け、返済が困難な状況になってしまうかもしれません。
返済ができなくなると、信用情報に傷が付き今後お金を借りられなくなったり、最悪の場合自己破産に陥ってしまう可能性も考えられます。
シミュレーション機能で、返済総額や月々の返済額などを事前に把握しよう
カードローンの各社は、自社の公式ホームページで、返済金額、返済期間、利息、借入可能額などをシミュレーションできるサービスを提供しています。
返済計画を立てる際に参考にしてみましょう。
疑問点があれば窓口に問い合せよう
カードローンの各社はそれぞれ、電話やホームページから問い合わせができるようになっています。消費者金融だと女性オペレーターが対応する女性専用の窓口を用意しているところも多いので、女性はこちらを利用するのもよいでしょう。
無理のない返済計画を立てるためにも、何かわかないことがあれば各社に問い合わせて、疑問点をクリアにしてからお金を借りるようにしましょう。
カードローン以外にお金を安い金利でお金を借りる方法
お金の使用目的、生命保険の加入状況などによっては、カードローンより低い金利でお金を借りられることがあります。
お金の利用用途が合致するならば銀行の目的ローン
銀行の目的ローンに向いている人
- 車の購入、家の新築・リフォーム、教育、挙式、医療などの目的でお金を借りたい人
- 低い金利で高額なお金を借りたい人
- 収入が安定している人
銀行が提供している目的ローンは、カードローンよりも低い金利でお金を借りることができます。
目的ローンとはお金の使用用途が決められているローンのことをいいます。例えば、住宅ローン、マイカーローン、教育ローンなどがそれにあたります。
おもな目的ローンと金利の目安
目的ローン | 金利の目安(実質年率) | 用途 |
---|---|---|
住宅ローン | 0.28%〜2.90% | 本人が住む住宅の購入費 |
マイカーローン | 1.50%〜3.80% | 車の購入や自動車保険等 |
教育ローン | 1.12%〜10.0% | 学校や塾に支払う費用 |
目的ローンは、カードローンよりも借入額の上限が高いのも特徴のひとつです。
カードローンは総量規制によって、利用者の年収の3分の1を超える貸し付けを禁止されています。
しかし、目的ローンは総量規制の対象外のため、年収の3分の1を超える金額を借りることができます。
目的ローンについてもっと詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
積立金を利用する生命保険の契約者貸付制度
生命保険の契約者貸付制度に向いている人
- 生命保険に加入している人
- 低い金利でお金を借りたい人
- 返済日や返済期間を自由に決めたい人
生命保険に加入している人であれば、契約者貸付制度を利用するのも選択肢のひとつです。
契約者貸付制度とは、解約返戻金の一部を保険会社から借りられるという制度です。解約返戻金とは、保険を解約したときに戻ってくるお金です。
契約者貸付制度はカードローンよりも金利が低く、目的ローンのようにお金の利用目的を限定されたりはしません。また、毎月の返済日といったものは決まっておらず、保険の契約期間中であればいつでも返済できます。
審査は厳しいが金利は銀行よりも低い。公的機関の貸付制度
公的機関の貸付制度に向いている人
- 公的機関の各貸付制度の募集対象者に該当する人 <例>生活福祉資金貸付制度(低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯)、母子父子寡婦福祉資金(20歳未満の子を扶養する配偶者のいない人、父母がいない20歳未満の子、寡婦)など
- 低い金利でお金を借りたい人
- 申し込みから借り入れまでに時間がかかっても大丈夫な人
国や地方が行っている公的な貸付制度は、カードローンよりも低い金利でお金を借りることができます。公的な貸付制度は金利が約2%前後のため、カードローンを利用するよりも返済額が少なくすみます。
ただし、カードローンと比べて対象者が限定されており、審査のハードルも高く、また、申し込みから融資まで通常1ヶ月程度かかることが多いです。すぐにお金を借りたい人には向かないでしょう。
この記事のまとめ
- 金利が安い傾向にあるのは銀行のカードローン
- 初めての利用で短期間で返済が可能な人は、消費者金融の利息0円サービスを利用すると返済総額を少なくできる
- 一括返済、追加返済、繰り上げ返済などによって利用期間を短くできれば、利息が抑えられ、返済総額が少なくなる
- 目的ローン、生命保険の契約者貸付制度、公的機関の貸付制度などは、カードローンより低い金利で利用できる。ただし、使用用途が限られる、審査が厳しい、審査に時間がかかる、などのデメリットがある