プロミスでお金を借りる時に知っておきたい審査や流れ
プロミスでのキャッシングで審査を受ける時は収入と金融事故に注意
- 20~60才で本人に安定した収入がある
- 金融事故歴があると審査に通らない
- 在籍確認時は正しい情報が必要
プロミスでキャッシングの審査をうける審査のポイントは上記のとおりです。
プロミスでの借り入れの審査を受けるための条件
プロミスのホームページ上では「年齢20~60才の本人に安定した収入がある」ということが、申し込みの条件として記載されています。
アルバイトや正社員等は問わず、安定的に収入を得ているということが必要な条件で、それに該当する場合に審査を申し込むことが可能です。
ここで注意が必要すべきなのは、消費者金融系の審査に一度落ちてしまうと今後審査をしても通りにくくなるということです。もちろん今までに申請した人の情報は一定期間保存されるようになっています。
仕事を辞めたからお金がなくなったという理由でプロミスからの融資は受けられませんし、仕事していたのに審査に落ちた場合は収入が大きくアップしていないと次回の審査に通るのは難しいでしょう。
無職・生活保護や金融事故歴があると審査に通る可能性はかなり低いでしょう。
自分が借り入れできる状態にあるのか、返済する目途が本当にあるのかを、まず自分で判断できることが必要です。
金融事故とは?
融資を受けられない、金融事故とはどのようなことを指すのでしょうか。人はそれぞれ信用情報を持っており、これはお金に関する記録で、クレジットカードでローンを組んだりすると、その履歴が信用情報に記録されていきます。
キャッシングやショッピングなどの利用しているサービスや、借入額から借入日、返済情報にいての情報がわかるようになっているのです。
また、信用情報は信用情報機関で管理されています。日本信用情報機構など3つの機関があり、銀行やクレジットカード会社などはいずれかの機関に属します。
そのためどこかの金融機関で長期延滞や債務整理などを行うと信用情報に登録されてしまうのです。
他にも代位弁済(保証会社が代わりに支払うこと)や、契約違反や延滞を繰り返したために強制解約などを受けた場合にも信用情報に記録されます。
この金融事故歴は加盟している信用情報機関にもよりますが、短いもので5年、長いもので10年と金融事故の種類によっても違い、発生日からなのか申し立て日からなのかなのかでも変わるようです。
このように信用情報に金融事故の記録がつくと、クレジットカードやローンの審査に通らなくなる可能性が高くなってしまいます。
もし契約中に金融事故が起こったりすると更新されず打ち切りになったり、一括返済を迫られることもあるため、金融関係で遅延やこのような金融事故を起こさないことが大切です。
プロミスの審査に必要な書類
続いて、申し込み条件をクリアした場合にプロミスの審査で用意が必要になってくるものを見ていきましょう。
1.本人確認書類
本人確認書類は顔写真がついているものが基本なので、「運転免許証」を用意する人が多いようです。もし運転免許証がない場合は「パスポート」または「健康保険証」と「住民票」を組み合わせて提出しなければいけません。
現住所が提出する本人確認書類と違う場合は、現住所が記載されている他の書類のコピーを合わせて提出する必要があります。
- 税金の納税証明書
- 社会保険料の領収証
- 公共料金の領収書
- 住民票または住民票の記載事項証明書
これらいずれかのコピーを用意します。この時、発行日から6か月以内のものという決まりがあるため、日付に注意しておきましょう。
住民票は市役所や出張所などで取得することができます。また、マイナンバーを使ってコンビニで発行できるシステムもあります。
2.収入証明書類
この収入証明書類が必要なのは借り入れを希望する金額が「50万円」を超える場合、他社利用と合わせ「100万円」を超える場合です。
その場合に関しては、以下のいずれかを用意します。
- 最新の源泉徴収票
- 最新の確定申告
- 直近2か月と給与証明書と1年分の賞与明細書
賞与がない場合は給与明細書のみを用意しておきましょう。
源泉徴収票は4つの事項が記載されていることが必要となります。
- 本人の名前
- 現在の勤務先
- 年収
- 証明年度が前年度(1月1日から2月末は前々年度のもの)
源泉徴収票自体は会社が年末調整する時期にもらうことができます。詳しい受け取りの時期については直接自分の勤務先に聞くのが良いでしょう。
確定申告書については、3事項の記載が必要となります。
- 本人の名前
- 収入額
- 所得額
- 証明年度が前年度(1月1日から3月末日までは前々年のもの)
ここで注意したいことはマイナンバーが記載されている確定申告書です。この場合はマイナンバーの箇所だけ加工し、ナンバーが見えないようにして提出しましょう。
確定申告書は確定申告を行った後に、控えが遅くても1か月以内の届きます。提出場所は住民地指定の税務署です。締め切り間近になると、大変込み合うため、確定申告を自分でする際は注意しておかなければなりません。
所得証明書に関しては4事項が記載されていることが必要です。
- 本人の名前
- 収入額
- 所得額
- 市町村の発行印
- 証明年度が前年度(1月1日から6月末日までは前々年度のもの)
賞与は直近1年分の明細書についても用意をしておきましょう。
プロミスでの借り方解説~インターネットと無人契約機~
プロミスでは借り入れ申し込みをする前に借り入れシミュレーションをすることができます。
生年月日や年収、他社からの借入金額などを入れると簡単にシミュレーションしてもらえます。
実際に入れてみると、融資可能なのかもっと詳しい精査が必要なのかなど簡単な結果が出てきます。しかし、あくまでもシミュレーションのため、実際に借りることができるかなどは問い合わせてみることが必要です。
このシミュレーションだけでは判別不可、と出ることもあるので、1つの目安として参考にする程度には良いでしょう。
プロミスでは店舗での申し込みとは別にインターネット申し込み、無人契約機での申し込みができます。
インターネット
インターネットからの申し込みは24時間365日申し込みが可能です。ここでの入力事項について一次審査も同時に行われるので、間違いがないよう丁寧に入力しましょう。
提出必要書類に関しては自宅のスキャナや、携帯電話・スマートフォンのカメラで撮影した写真を添付して、提出します。スマートフォンにはアプリがあるので、そこからも提出が可能です。
その後、メールが届き、提出した連絡を希望する電話番号に残りの審査についての連絡がいくことになります。この連絡の時間は希望連絡時間として入力することができ、審査状況にはよりますがある程度希望を聞いてもらえそうです。
審査が通り、本契約となると店舗での契約と、WEBでの契約を選択可能です。返済時に口座振替にするのか、ATMにするのかでも変わってきます。
口座振替に関しては、カードの郵送をするかしないかを選択し、店頭でカードを受け取ることを選択した場合はこれでWEB上での契約は完結です。
カードを郵送してもらうには場合には、カードが自宅に届くのを待ちましょう。差出人は「事務センター」で、家族に見られても不審がられないようになっています。
ATM返済を選択した場合は、契約書類とカードの郵送がありますので、「事務センター」からの簡易書留を届くのを待ちましょう。
その後は会員メニューからの振り込みキャッシング、またはプロミスATMや三井住友銀行やジャパンネット銀行なら24時間受付で受付完了時から10秒程度で振り込みが完了されます。
自動契約機
自動契約機は全国各地域に設置されており、受付時間は9:00~22:00で、土日・祝日も申し込みができます。受付時間については一部では営業時間が異なるので注意しましょう。
利用したい店舗・自動契約機をホームページの「店舗・ATM検索」で見ることができますので、利用前に確認しておくことをおすすめします。
自動契約機は、タッチパネルを使用しての申し込みです。必要事項を入力し、審査を行っている間に利用方法のビデオを見ます。
審査が終わり、契約可能な額が伝えられた後、その場でカードを受け取ることができ、このカードは契約後すぐに利用可能です。
カードが発行されるとプロミスのATM・三井住友銀行のATM・提携ATMで利用することができるようになります。
また、自動契約機では他にも、利用限度額や利息、返済日などの契約内容の変更が可能です。カードの再発行や暗証番号変更などのカードについての手続きもできます。
自動契約機での申し込みは必要書類やカードの受け取りが郵送されてくるのを待つ必要がありません。 また、審査の状況にもよりますが、最短30分ほどですべての手続きが終わるため、時間的にも利用しやすいようになっています。
店舗
店舗での借り入れ申し込みは営業時間10:00~18:00ですが、土日祝日は休みなので注意しましょう。しかし、店舗だと借り入れや返済に関して相談しながら計画を立てていくことが可能なので、初めての人にはおすすめの方法です。
また、各プランについても説明を受けることができます。審査も店頭で行われるので、郵送を待つ必要もありません。審査が通れば、その場でカードを発行してもらえる点も大きなメリットです。
カードを受け取れば全国のプロミスATM、提携ATMなどで利用が可能になります。
返済に関して
プロミスの返済方法に関しても解説していきます。 返済はインターネット・口座振替・店頭窓口・プロミスATM・三井住友銀行のATM・コンビニですることができます。
特におすすめなのはインターネットの利用です。なぜならば、
- WEB上で手続きができる
- 土日の返済も可能
- 店頭に行くことも不要
- 手数料が無料
- 24時間いつでも返済が可能
と、いったメリットがあるからです。
口座振替もWEB上で手続きができ、来店は不要、手数料はこちらも0円となっています。
基本的にプロミスの返済はどの方法をとっても手数料が無料です。土日の返済はプロミスATMやコンビニでも可能なので、平日忙しい人も利用しやすいですね。
また返済は提携ATMでもできます。全国にあり、プロミスと書かれたステッカーが目印です。
ここで、注意したいのが提携ATMからの返済は手数料がかかってくることです。 ただ、プロミスポイントサービスを利用するとこの提携ATMからの手数料が1か月無料になるというサービスもあります。
プロミスポイントサービスは申し込みやログインやメールの受信なので少しずつポイントを貯めていくことができます。
ポイントを使えば提携ATMからの手数料が無料になる、一定期間無利息で利用する特典もありますよ。
無利息については250ポイントで7日、700ポイントで30日などと期間が決まっています。
申し込みはカード番号と暗証番号、web-IDとパスワードで会員サービスにログインし、各種申し込みからプロミスポイントサービスから申し込みすることができます。
プロミスの利息は借り入れ利息4.5%~17.8%(実質年率)が適用されています(フリーキャッシングプランの場合)。利息の計算方法は利用金額×借り入れ利率÷365日×利用日数です。
返済に関する計画は借り入れ時から念入りに立てておくべきでしょう。
プロミスのホームページ上では返済シミュレーションや返済早見表など、借り入れ計画に役立つ情報も記載されているので借り入れ前に確認しておくと良いです。
プロミス審査時の在籍確認とは
在籍確認=勤務先への確認連絡
キャッシングにおける在籍確認とは、審査中に提出された勤務先に本当に働いているのかについて確認の電話をすることをいいます。
この時心配になってしまうのが、会社の人に自分がお金を借りたことを知られてしまうことでしょう。
しかし、プロミスはプライバシーの保守を厳重に行っているので、担当者の電話でバレないようになっています。
プロミスの在籍確認ではプロミスの社名を出さずに個人名で電話をかけてきます。
「〇〇さんはいらっしゃいますか?」など、ごく自然に電話があります。内線などを繋いでもらって自分で電話に出ることもできます。用件は本人にのみしか伝えないので、安心してください。
もし、自分が不在にしていても焦ることはありません。他の人が電話に出た場合も在籍が確認できる情報、例えば「ただいま席を外しています」などが得られれば、在籍確認が完了します。
もし休みであれば、次回の出勤時を確認し、これに返答があれば確認は完了です。
「また改めて電話します」と電話を終えても、在籍確認は完了しているためにこちらかの折り返し等は必要ありません。
勤務先は正社員・公務員・契約社員・アルバイトなど関係なく、勤務先の会社・店舗・支店の代表電話を記入します。
同姓の人がいる、もしくはわからない場合もあるのでは?という疑問も出るかもしれませんが、所属部署についても入力し、プロミスの担当者はこの所属部署を指定して電話をかけてくるので安心しましょう。
よくある姓の場合は、フルネームで呼び出してもらうことを、あらかじめプロミスに頼んでおくことをおすすめします。
派遣社員の場合
派遣社員は、申し込み時に「派遣元の情報」を入力するように指示されます。しかし、在籍確認ができるのは多くが派遣先です。
そのため、先に派遣先の代表番号も提出しておくのがよいでしょう。在籍確認は派遣先に、と伝えておくのもいいですね。本人確認の電話でこのことを伝えるのがおすすめです。
個人事業主の場合
個人事業主の場合は、店舗・事務所があればその電話番号を、自宅が事務所などの場合は自宅の番号を伝えましょう。
自宅を兼事務所として使っている場合は、営業許可証や確定申告書を準備しておけば、自宅の電話番号が記載されていることで証明することができます。 こうしておくとスムーズに在籍確認進むと思われます。
在籍確認時のその他の注意点
在籍確認で注意しなければいけないことは、休職・休暇・欠勤中です。夏休みのような短期のものは問題ないと思われますが、復帰の見込みがない・遠いという場合(産休育休など)には審査に通らない可能性が高いです。
審査においてNGなのは嘘をつくことです。実際には在籍してないのに、嘘をついて勤務先を記入したり、アリバイ会社を使ったりしている場合は審査には通りません。
アリバイ会社とは勤務を実際にはしていないのに勤務したように、アリバイ工作をしてくれる会社のことを言います。しかし、キャッシュカード会社はこのアリバイ会社のリストを持っており、ばれてしまいますので要注意です。
源泉徴収票や収入証明書などの書類や、ペーパーカンパニーの電話番号などといったサービスがありますが、このアリバイ会社を利用した場合、虚偽の内容を申告することになりますので詐欺として捉えられることもあります。
警察に通報されることにもつながりかねず、詐欺罪での訴訟もあり得るかもしれません。
また、知人の会社に頼んで、働いていないのに、在籍確認のために電話番号を貸してもらうという行為も詐欺と同視されることがありますので注意しましょう。
また、この知人の会社がキャッシング会社にアリバイ会社として、リストに載ることも考えられます。周りに迷惑をかけないようにするためにも、自分のためにも勤務先について嘘をつくのは絶対にやめましょう。
また、在籍確認の電話でキャッシングをしようとしていることがバレるかもしれない、と心配の人もいるでしょう。プロミスの在籍確認ではプライバシー保護への配慮をしていますので、安心です。
会社の人にお金を借りるということがバレないように電話をしてくれ、内容を話すことも非通知で電話をかけたりと、多くの配慮が見られます。
しかし、いつもなら外部から電話がかかってくることがない人や、電話がかかってくること自体が不審がられるという人においては、予め同僚に電話があることを話しておくのがよいでしょう。
「クレジットカードの審査」などと言えば不審がられることがなく、周りにも話せます。先に伝えておくことで、取次のミスも予防できます。
バレたくないからと、プロミスの担当者に「違う会社を名乗ってください」などと頼んでも、それはできません。
プロミスでは「プロミス以外の社名を使う」「借り名使う」「要件や内容で嘘をつく」などのことが禁止されています。これらに該当する要望は出せないので留意しておきましょう。
また、男女の仲を勘ぐられたくない方は、担当者の性別を指定できます。担当者を指定はできませんが、性別の指定は認められています。
しかし、日時の指定はできないので、営業時間を伝えるに留めるぐらいが良いかもしれません。