友人の結婚式で急遽、お金が必要になりました。結果として、消費者金融でお金を借りて費用に充てました。

毎月の給料はその月に使い切る生活をしていましたので、定期預金や貯金とは無縁でした。

ＩＴ関係の会社で普通のサラリーマンをしている29歳です。仕事帰りにお酒を飲みながらてんぷらを摘むのが大好きですし、電化製品や新しいパソコンが大好きなので頻繁に電気屋で散財をしますし、車も見栄を張って高級車を買い、恋人もいるのでデート代金が掛かり、貯蓄はありませんでした。

定期預金や定額預金なんて縁が無く、給料日にお金を全部おろして、その月に使い果たすといった勢いでお金を使う毎日でした。お金は遣う物ではなく貯める物である、というのが口癖だった両親の言葉が今染みてしまいます。

故郷の友人の結婚式で帰省費用も含めて15万円必要になりました。

お金が急に必要になったのは高校生時代の同級生が結婚式を挙げる、との事で急遽その結婚式に包むお金の代金、帰省費用、帰省先でのホテル代が必要になりました。予め結婚式のお知らせはされていたのかもしれませんが、多忙な自分はお知らせを忘れていたのか、直前になって結婚式についての電話があり、その際につい参加をすると伝えてしまったのです。

お金が必要な期間は二週間以内でした。二週間の間に帰省費用も含めた15万円を用意するのは困難です。給料日は来月という始末、自慢のインテリアや車を売る訳にもいきません。

お金を借りようとしましたがいつも貸す側だったので、借りることもできませんでした。

また、綺麗な恋人を結婚式場にて自慢したいので恋人と帰省するために二人分の旅費が必要になりました。宿泊をするならばラグジュアリーホテルが良い、と恋人が強請るので恋人に弱い自分は高級ホテルに泊まることとなり、ぎりぎりでも15万円が必要になりました。

知人にお金を借りようにも、自分は知人にお金を貸す側であり、「お金を返して」と言っても「そんな急には返せないよ」と言われてしまい回収もできませんでした。太っ腹なお金持ちに憧れているために、同僚などに頭を下げる事もできません。

給料の前借やお金を借りることもできないので、消費者金融でキャッシングをして、費用に充てました。

給料前借なんて恥ずかしい、知人にもお金を貸してもらえない、恋人にお金が無い、なんてみっともなくて絶対に言いたくない、親にお金を借りるなんて鬼畜のようだ、と考え消費者金融でお金を借りるという結論に。

アコムのむじんくんに入り、ガイドのままに手続きをして待つ事数十分、15万円を金利18パーセントで借り入れました。消費者金融は他人にバレずに利用できる、と言いますが本当に恋人や会社にはバレないのだろうかとひやひやしましたが今でもばれていませんので結果オーライです。