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お金を借りる前に必ず知っておきたい銀行と消費者金融の違い

お金を借りる際、銀行のカードローンと消費者金融のキャッシングのどちらに申し込もうか、迷う人も多いのでは?ほとんどの人は「どちらも同じ」と思っているかもしれません。
しかし、実は「金利」「限度額」「即日融資の対応」「審査の通りやすさ」などの点で異なります。
お金を借りる前にこの記事を読んで、銀行と消費者金融のメリット・デメリットを知り、それぞれの違いを理解しましょう。

銀行?消費者金融?お金を借りる前に押さえるべきポイント

消費者金融と銀行、それぞれの借りる際のポイント

お金を借りるとなると、考えられるのが「銀行」と「消費者金融」のいずれかと思います。

それでは、銀行と消費者金融では、お金の借り方に違いがあるのでしょうか。この点、どちらもお金を借りるまでの流れに違いはありません。具体的には、以下のようなステップとなります。

お金を借りるステップ

  1. 申し込み
  2. 審査
  3. 契約
  4. 借り入れ

銀行カードローンでは、消費者金融のキャッシングよりも金利が低めに設定されているケースが多いです。消費者金融のキャッシングは上限金利が18.0%ほどに設定されていることが多いのに対し、銀行カードローンでは14.5%ほどです。

さらに、消費者金融のキャッシングには「無利息期間」が設けられていることが多いです。具体的には「30日間無利息」や「契約額◯◯万円なら、◯万円まで180日間無利息」などと設定されています。

特に短期間だけの利用や少額借入(5万円〜10万円)の場合には、この無利息期間を利用すべきです。

さらに、消費者金融のキャッシングは審査の結果が来るのが早いので、即日に借り入れができることも挙げられます。例えば、平日であれば14時までに申し込めば、その日のうちにお金を借りることが可能です。

それぞれのメリット・デメリット

以下に、消費者金融と銀行の借り入れのメリット・デメリットをまとめておきます。

メリットデメリット
消費者金融・即日融資を受けられる可能性が高い
・無利息期間がある
・金利が高い
・総量規制の影響を受ける
銀行カードローン・金利が低い
・限度額が大きい
・一般に審査に通りにくいと言われている
・審査結果が来る、融資を受けるまでに時間がかかる
・口座開設を必要とする場合が多い

それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、借り入れをするといいでしょう。

代表的な消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンの概要は、以下のとおりです。

金利申込時間審査時間無利息
期間
プロミス
年4.5%~18.0%

最短3分

最短30分

※1
アイフル
年3.0%~18.0%

5~10分

最短25分※2
アコム
年3.0%~18.0%

5~10分

最短30分
楽天銀行
年1.9%~14.5%

5~10分

翌日以降
×
みずほ銀行
年2.0~14.0%※3

5~10分

最短当日※4
×

※1:メールアドレスとWeb明細の利用登録が必要。
※2:お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。WEB申込なら最短25分融資も可能です。
※3:住宅ローンの利用があると、金利が年0.5%引き下がります。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
※4:インターネットでのお申込の場合のみ最短当日となります。店舗やお電話でのお申込の場合、2営業日以降の審査結果回答となります。

即日でお金を借りる方法とその流れ

1時間で借りるならプロミスかアイフル

前述のように、消費者金融のキャシングは、即日に借り入れができることもメリットに挙げられます。そのなかでも、プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)とアイフルは急いでお金を借りたい人におすすめです。

ここでは、プロミスとアイフルについて、短時間でお金を借りる流れを説明しましょう。

【プロミスで短時間でお金を借りる流れ】

①申し込み

まずは、パソコンやスマートフォン、携帯電話などを利用する「Web(インターネット)」で申し込みます。具体的には、フォームに必要情報を入力します。

②審査

審査が完了するまでにかかる時間は最短30分。審査が完了し、利用限度額が決定すると、フォームに入力した連絡先へ連絡が来ます。

③契約

連絡が来たら、Webで契約します。

④借り入れ

契約内容を確認した後、振込で借り入れをします。

【アイフルで短時間でお金を借りる流れ】

①申し込み

まずは、パソコンやスマートフォン、携帯電話などを利用する「Web(インターネット)」で申し込みます。具体的には、フォームに必要情報を入力します。

②審査

『「アイフル」カード申込・受付完了メール』が届いたら、アイフルのフリーダイヤル(0120-337-137)へ電話をする。このダイヤルへ電話をすれば、優先して審査をしてくれます。

③契約・借り入れ

電話もしくはメールで審査結果の連絡が来るので、「振込予約での融資」を選択します。「振込予約での融資」はWebもしくは電話での手続きが可能です。
なお、「カードでの融資」を選択した場合、無人契約でんわBOX「てまいらず」でカードを受け取り、専用ATMや提携ATMで借り入れをする流れになります。

即日で借りる4つのステップ

消費者金融でその日のうちにお金を借りる手順をまとめると、以下のような流れになります。

  1. パソコンかスマートフォンから申し込む
  2. 審査を受ける
  3. Webか来店での契約
  4. 借り入れ

この4ステップだけで即日融資が受けられるので、急ぎでお金が必要な人はぜひ利用しましょう。

「申し込みブラック」にならないための注意点

複数のキャッシングやカードローンに短期間に申し込むと、消費者金融や銀行に「申し込みブラック」と判断されてしまいます。

「申し込みブラック」とは、一定期間に複数のキャッシングやカードローンに申し込みをしたために、消費者金融や銀行から警戒をされ、審査に通らない状態のことを言います。

キャッシングやカードローンに申し込みをすると、個人信用情報機関にその情報が登録されます。個人信用情報機関に登録された情報は、消費者金融や銀行が照会をすることが可能です。

短期間に複数の申し込みをする人は、「お金に困っていて、後で踏み倒すのではないか」などと疑われるわけです。そのため、審査に通らなくなってしまうのです。

なお、キャッシングやカードローンに申し込みをしたという情報は、個人信用情報機関では6ヶ月間ほど残ります。

申し込みブラックとならないためにも、短期間に複数のキャッシングやカードローンに申し込みをしないようにしましょう。特に、1ヶ月に2社の審査に落ちてしまった場合には、個人信用情報機関の登録が消えるまで待ったほうがいいでしょう。

審査なしでお金を借りることはできるのか

審査なしでお金を借りることはできない

キャッシングやカードローンに申し込むと、消費者金融や銀行の審査を受けることになります。なぜ、審査を受ける必要があるのでしょうか。

消費者金融や銀行にとって、貸したお金を返済してもらえない(回収できない)というのが、最も恐れていることです。

そのため、申し込みをした人に返済できる資金があるかどうかは重要です。それを判断するため、審査で「年収」「勤続年数」「他社からの借入状況」などをチェックするわけです。審査で重視される項目は、消費者金融や銀行ごとに異なります。

自分が審査に通るのか不安だという人は、まずは「お試し審査」や「お借入診断」を利用してみるのがいいでしょう。

プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)やSMBCモビット、バンクイック(三菱UFJ銀行)では、「お試し審査」や「お借入診断」というものがあり、「生年月日」「年収」「現在の借入金額」などの簡単な入力で借り入れをすることができるのかが分かります。

ただし、実際に申し込みをする場合、より詳細な情報を基に審査が行われるので、結果が異なる可能性がある点には注意が必要です。

なお、すぐにお金が必要で、なるべく審査時間が短く、早く借り入れができるところがいいという人は、プロミスやアイフルを利用するのがいいでしょう。

プロミスやアイフルでは、「インターネット申し込み+来店契約」の組み合わせにより、最短1時間でお金を借りることが可能です。

来店契約なら、Webで契約する場合と比べて手続きが簡単で、無人契約ルームでカードを発行した後、すぐに近くのATMで借りられます。しかも、自宅に郵送物が届かないので家族にバレる心配もありません

お金を借りる際の審査の基準は?

前述のように、キャッシングやカードローンに申し込むと、消費者金融や銀行の審査を受けなければなりません。

しかし、どのような点を審査されるのか分からないというのは、申し込みをする側とっては不安です。

そこでここでは、審査のときにどのような点(属性)をチェックされるのかを説明しましょう。審査の際に重視されるのは、主に以下の情報です。

審査項目ポイント
年収安定した収入があるか、または収入が多いか
信用情報過去に金融事故を起こしていないか
雇用形態正社員・派遣社員・フリーター・アルバイトのいずれかに該当するか
勤続年数1社での勤続年数が長いか
他社からの借入状況他社からの借り入れがないか、またはあっても少ないか

特に重視されるのは「年収」と「信用情報」です。もちろん、年収が高いほど有利ではあるものの、「安定した収入があるのか」が重視されます。その意味では、固定給である会社員(正社員)などは審査に通りやすいと言えるでしょう。

また、過去に金融事故を起こしていないことも重要です。信用情報とは契約内容や返済状況などの情報(記録)であり、「借り入れをした日」「借り入れをした額」「返済の状況」などが分かります。

金融事故を起こすと、個人信用情報機関にその情報が登録されます。そして、前述のように、個人信用情報機関に登録された情報は、消費者金融や銀行が照会をすることができます。そのため、申し込みのときに金融事故を起こしたことを隠しても、すぐに分かってしまいます。

審査に通りにくい人の3つの特徴

キャッシングやカードローンの審査のときに前述のような点(属性)をチェックされるため、残念ながら審査に通りにくい人もいます。審査に通りにくい人とは、次の3つの特徴を有する人です。

  1. 過去に金融事故を起こしたことがある
  2. 安定した収入がない
  3. すでに2社以上からの借り入れがある

審査の基準のところで説明したように、「信用情報」「年収」「他社からの借入状況」が重視されており、それらの属性で何か問題があると、審査に通りにくくなるようです。

特に「他社からの借入状況」については、2社以上からの借り入れがある人は要注意です。

在籍確認の電話連絡で勤務先にばれない理由

在籍確認の電話は、個人名でかかってくるのでバレない

キャッシングやカードローンの審査では、申し込みの際に入力した会社で実際に働いているのかを調べる「在籍確認」が行われます。

この在籍確認は、勤務先の会社に電話をかける方法で行われます。そのとき、「消費者金融からの電話だと、同僚などにバレてしまうのではないか」と心配になる人も多いのではないでしょうか。

在籍確認の電話は、消費者金融や銀行の名義でかかってくることはなく、担当者の個人名でかかってきます。そのため、周りの人にバレてしまう可能性はまずないでしょう。

それでは、電話がかかってきたときに不在だった場合はどうでしょう。在籍確認の際に自分がその場にいなくても、「〇〇は現在席をはずしております」というような対応がなされ、その会社に所属しているという確認が取れれば、それで終了するので安心しましょう。

一目で分かる金利比較

大手の金利を徹底比較

ここでは、代表的な消費者金融のキャッシングと銀行のカードローンについて、金利を比較してみましょう。

キャッシング
カードローン
金利評価
楽天銀行年1.9%~14.5%
アコム年3.0%~18.0%
プロミス年4.5%~18.0%
アイフル年3.0%~18.0%

前述のように、消費者金融のキャッシングは上限金利が18.0%ほどに設定されていることが多いのに対し、銀行カードローンでは14.5%ほどです。この表から、消費者金融のほうが上限金利は高めに設定されていることが分かります。

10万円を1年間借りた場合の利息比較

次に、キャッシングやカードローンで10万円を1年間借りた場合(※返済回数は11回〜12回)の利息を比べてみましょう。

金利返済回数毎月返済額支払総額支払利息
楽天銀行14.5%12回9,002円108,027円8,027円
プロミス18.0%12回9,158円109,894円9,894円
アイフル
※1
18.0%11回10,000円109,106円9,106円
アコム18.0%12回9,167円109,860円9,860円

※1:「借入後残高スライド元利定額リボルビング」と「約定日払い(毎月払い)」を選択し、契約条件よりも多く支払った場合。
※2:各社の返済シミュレーションを基に算出。

なお、試算結果はあくまでも参考値のため、実際の取引状況とは異なる可能性もあります。

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